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何でも相談 ~3年たっても亡き妻が忘れられない~

[2017年1月13日掲載]

 90代の男性です。妻を亡くして3年になりますが、いまだに大黒柱を失ったような有り様で毎日が過ぎていきます。

両親が亡くなった時でもこんな風にはなりませんでした。親と一緒に暮らしたのは16年余り、妻とは70年近く。つらいのは当たり前だと近くに住む息子に何度か言われますが、年々その気持ちが強くなります。

新年を迎えても、妻が三途の川の橋のたもとにたたずんで向こう岸に渡れない夢を見ます。妻は晩年、私が手を取らなければ歩けない人でした。目が覚めて、なぜ一緒に渡ってやらなかったのか悔やみます。妻が私を待つ姿が目に浮かぶのです。

一人で外出しても、車いすの妻と出かけた光景ばかり思い出し、昼食の弁当をスーパーに買いに行っても、妻が食事を作って待っている姿が頭に浮かび、あわてて家に帰ったこともあります。眠れない夜は写経をしようと思いましたが書けません。

妻の待っている元へ行こうかと思いますが、子どもたちに迷惑をかけてはいけないと思い、果たせません。忘れ事も多くなり、もうろくした老人の相談です。どうしたら妻のことが忘れられるのでしょうか。
(Y・Nさん)


 亡くなっても誰かがその人のことを思い、慕う人がおればその人は世に存在し、誰の話題にものぼらなくなったときにその人の存在がなくなりますから、私も亡くなった父や友人、生前お世話になった人を思い浮かべては感謝の気持ちを伝えています。

あなたが亡くなった奥様のことが忘れられないのは当然のことです。また、忘れようとすれば思い出し、忘れまい忘れまいと自分に言い聞かせているといつの間にか忘れがちになります。

どうすれば亡き妻を忘れられるかの相談ですから、思い出すことに徹してみましょう。奥様へ手紙を書き、思い出をつづり、今の自分の気持ちをしたためます。もうこれ以上の思い出はないというまで続けてください。その中に、四季の移り変わりや今の生活の中で新しい発見や子どもたちの家族の様子なども書きましょう。亡くなったかわいいステキな奥様は、そんなあなたの手紙をきっと喜んでくれるでしょう。愛する人はあなたの心の中で生き続けます。
(担当=K・S)

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