おかげさまで、ツー・ワン紀州はことし7月25日で創刊21周年を迎えました

毎週金曜日更新 和歌山県の地域情報 ツー・ワン紀州

神戸で阪神・淡路大震災を学ぶ [御坊市]

[2018年12月7日掲載]

神戸で阪神・淡路大震災を学ぶ
御坊市健康づくり事業に65人参加

 


参加者の皆さんのバッグは人と防災未来センター


1・17希望の灯りの前で手を合わせる皆さん
 
 御坊市の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の健康づくり事業で「震災を見て聞いて歩こう」が11月23日に行われ、60歳以上の市民65人が参加した。
 行き先は1995年に6434名の命が失われた阪神淡路大震災被災地の神戸市を訪れ、震災語り部の案内で当時の様子から復興について説明を受け防災と減災について学んだ。
 朝7時に2台のバスで御坊市役所を出発した一行は同行の市職員から「今回の見学で防災と減災について学んでほしい」と行程の説明を受け、1号車では保健士の南ふみさんの健康3択クイズを楽しんでいるうちにハーバーランドに到着。
 神戸ポートタワーのメリケンパークから5班に別れ、それぞれ語り部のタウンガイドについて説明を受ける。神戸港には当時のままの状態で残している震災メモリアルパークがあり無残にも壊れた堤防があった。南京町、元町商店街を過ぎて旧居留地に入ると震災後も残った100年前の建物を残し、回りをデザイン建築して周囲と調和した町並がいくつもあって街路樹と合わせて落ち着きのある街を演出していた。
 東遊園地ではルミナリエの準備が進む公園で慰霊と復興のモニュメント「1・17希望の灯」の前では参加者は手を合わせて冥福を祈った。高さ100㍍の神戸市役所の24階の展望ロビーから神戸港や六甲山を一望しては海と山の景色を満喫した。
 人と防災未来センターの震災当日1・17シアターではマグニチュード7・3の破壊のすさまじさを大型映像と音響で体験したり、震災直後の街をジオラマ模型でリアルに再現した通路は出る言葉もなく通り過ぎた。復興に至るまでのまちと人を、直面する課題とともに15分のドラマで紹介する「このまちと生きる」を観賞。災害情報ステーションでは世界で今起こっている自然災害を学習した。
 また、神戸復興のシンボルはポートアイランドにある先端医療を担う企業や研究機関で、病院の国内最大の集積地の「神戸医療産業都市」に進出した企業や団体は350に上り、約1万人が働いている。主導してきたのは京都大特別教授のノーベル生理学・医学賞受賞の本庶佑(ほんじょたすく)氏だとも説明があった。
 帰りのバス中で参加者の一人は「私の歩数計は1万2000を超えている。少人数に語り部の方がつき歩きながら当時の様子から復興まで説明してくれてよかった。忘れかけていた阪神大震災の教訓を今日新たに感じ、健康にも勉強にもなり、よい企画。機会があればまた参加したい」と語っていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加  
おすすめ記事

2018年12月7日付 ピックアップトップへもどる
地域情報紙への広告掲載随時受付
ツー・ワン紀州への広告掲載募集

弊社発行の和歌山県有田地方・日高地方3市9町の16万1000人を対象に発行している当地方最大発行部数40,578部の地域情報紙「ツー・ワン紀州」に広告を掲載しませんか?

サイト内検索