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「世界の高校生に見せたい」~仁坂県知事~ [美浜町]

[2017年12月8日掲載]

「世界の高校生に見せたい」~仁坂県知事~

美浜町の津波避難高台完成

約2千人収容 食糧など備蓄倉庫も


くす玉を割って祝う

 

 美浜町の松原地区に津波避難用高台が建設され1123日、完成式が行われた。海抜15・5㍍の高さがあり、2000人収容出来、これにより町内の避難困難地域は解消した。来賓の仁坂吉伸・県知事は「来年日本で開く世界高校生津波サミットで、海外の高校生にも見せたい」と避難施設の完成を評価。二階俊博・自民党幹事長は「立派な施設が出来た。同じものを全国に広めていきたい」と意欲を示した。

 

2千人が収容できる広さ

 

 内閣府や県の推計によると、南海トラフ巨大地震で津波が発生した場合、美浜町の約46%が浸水すると予測され、海岸部に位置する松原地区はほぼ100%浸水する「避難困難地域」と想定されている。

 このため町は、住民が避難できる施設の設置が不可欠として、平成25年度にボーリング調査に着手。昨年7月から総事業費2億4700万円かけて工事を進めていた。

 完成した「松原地区高台津波避難場所」の避難スペースは2400平方㍍で、海抜15・5㍍の高さがある。

 南海トラフ巨大地震による想定津波高さは11・4㍍なので、高台へ避難すれば住民の命は守れる、としている。

 高台建設に要した土砂は約4万立方㍍と膨大な量だったが、県同改良工事や日高港のしゅんせつで発生した土を無償で提供してもらい活用した。

 完成式で森下誠史町長は「高台の完成で松原地区の避難困難地区は解消されたが、住民の安全確保にむけてさらにがんばっていきたい」と意欲を示した。

 仁坂知事は「津波による死者が県内全体では9万人という想定もあるが、1人でも死者を出さないように取り組んでいかねばならない。松原高台は津波から守る施設なので、来年日本で開く高校生サミットに参加する世界の高校生たちにも見せてあげたい」と、海外にもアピールする姿勢を示した。二階幹事長は「こうした施設を日本各地に広めていきたい」と国民の安全確保の決意をのべた。示した。

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