おかげさまで、ツー・ワン紀州はことし7月25日で創刊22周年を迎えます

毎週金曜日更新 和歌山県の地域情報 ツー・ワン紀州

11月5日「世界津波の日」 [広川町]

[2017年11月17日掲載]

11月5日「世界津波の日」
浜口梧陵の広川町で津浪祭や防災訓練

広小、耐久中の児童、生徒が参加して行われた津浪祭

二階幹事長も出席


二階幹事長も参列

 二階俊博代議士(自民党幹事長)や西岡利記広川町長が中心となり一昨年の暮れに国連で制定後、2度目を迎えた5日の「世界津波の日」。制定の由来となった故事「稲むらの火」の舞台、広川町では安政南海地震(1854)、稲束に火を放って住民を高台に誘導して村人を救った浜口梧陵を偲ぶ「津浪祭」や避難訓練が営まれた。多忙の中、駆けつけた二階幹事長は小中学生を前に「津浪祭の行事を拝見し、皆さんは津波が来ても大丈夫。皆さんのリードで家族や緑のある人を守ってあげてほしい。私は政治の立場で津波対策を進めていくことを約束します」などと浜口梧陵の教えを世界に広めていくことを誓った。


梧陵堤防に盛り土のあと海外17カ国の女性も子どもたちと一緒に冥福を祈る

 津浪祭の神事に先立ち、広小6年17人、耐久中3年51人に防災研修で来日中の大平洋など17カ国の女性34人も加わり、児童・生徒とともに梧陵が私財を投じて築いた堤防に盛り土をして功績をたたえるとともに手を合わせ津波犠牲者の冥福を祈った。
 津浪祭は広村堤防前の波止場で営まれた。広八幡神社の佐々木公平宮司によって神事が進められ、梧陵の遺徳をたたえた津波感恩碑に西岡町長が献花した。小中学生や来賓を前に西岡町長は「世界118ヵ国で津波防災訓練が行われており、広川町、浜口梧陵の精心が世界に広がっている。津波祭は115回続いていることを忘れることなく地震の後に津波がくることを生活の場で率先してほしい」と訴えた。
 また、JR西日本和歌山支社による列車からの避難訓練には町内3小中学校の約260人が参加。走行中に南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で、緊急停止。約400㍍離れた広八幡神社へ避難する訓練が行われた。
 広八幡神社では内閣府が測位衛星「みちびき」3号機による安否確認サービス実証実験を実施。参加者らはスマートフォンなどで専用端末に送信していた。


お礼の言葉を述べるクロイワ名誉教授

 前日の4日には、津波などの防災・減災技術で功績を上げた個人や団体に贈られる「浜口梧陵国際省」の第2回受賞者の一人、日系2世でペリー国立工科大のフリオ・クロイワ名誉教授(81)が訪れ、西岡町長らから祝福を受けた後、崎山光一館長から3階に新設された「世界津波の日」コーナーなど館内を見学した。
 同賞にはクロイワ名誉教授のほか、シンガポール国立大学副学長兼特別教授のPhilip Li‐Fan LIUと高知県黒潮町が受賞、1日に東京で受賞式があった。

このエントリーをはてなブックマークに追加  
おすすめ記事

2017年11月17日付 ピックアップトップへもどる
地域情報紙への広告掲載随時受付
ツー・ワン紀州への広告掲載募集

弊社発行の和歌山県有田地方・日高地方3市9町の16万1000人を対象に発行している当地方最大発行部数40,578部の地域情報紙「ツー・ワン紀州」に広告を掲載しませんか?

サイト内検索