毎週金曜日更新 和歌山県の地域情報 ツー・ワン紀州

海を渡る「舞妃蓮」 [御坊市]

[2017年4月21日掲載]

海を渡る「舞妃蓮」

48年ぶりに米・テキサス州へ

 

ハスを送った阪本会長(中央)と柏木市長(左端)。右端は平井事務局長

 

 ハスの保護育成に取り組んでいる御坊市の阪本尚生・舞妃蓮保存会長らは7日、レンコン6本ををアメリカ・テキサス州オースチン市にあるジルカール植物園のジャパニーズガーデンに発送した。48年前に送った舞妃蓮が枯れてしまったため、2年後にガーデン開設50年を迎えるときに優雅な日本のハスの花が開花することを願って送った。報告を受けた柏木征夫・御坊市長は「海の向こうから素晴らしいハスの花が咲いたといういい便りが届くののが待ちどおしいです」と楽しみにしている。

 

ハス保存会の阪本会長が尽力


 阪本保存会長は、父・故祐二さん(元日高高校教諭)が取り組んでいた「大賀ハス」の保護と育成に尽くしてきた。

 祐二さんらの懸命な取り組みで生まれた「舞妃蓮」と呼ばれる優雅なハスの花は、今から48年前にオースチン市のジャパニーズガーデンに送られ、見事な花を咲かせて現地の人たちに長年にわたり親しまれていた。

 ところが、うまく世話が出来なかったのか最近になってかれてしまった。

 ジャパニーズガーデンは平成31年に開園50周年を迎える。「記念の50周年を盛り上げるためには、ぜひとも素晴らしい日本のハスの花を咲かせたい」という声があり、阪本会長らが快諾して、今回のレンコンの発送となった。

 レンコンをアメリカへ送るため、阪本会長は舞妃蓮と大賀ハスのレンコン3本ずつを神戸植物防疫所大阪支所に持ち込み検査を受けて審査を通った。

 発送を前に阪本会長は平井俊哉・事務局長と御坊市役所を訪れて柏木市長に報告した。柏木市長は「貴重なものを送って下さりありがたい。御坊から送られたハスが海の向こうで咲いたといううれしい便りが届くのが待ちどおしいですね」と笑顔で阪本さんらの労をねぎらった。

 阪本会長は「ハスを送れるのは、父の地道な研究の成果と母の懸命な世話があったお陰と感謝しています。送ったハスが現地で美しい花を咲かせることを期待しています」と話した。順調に育てば今年の夏ごろには花が咲く見通しだという。

このエントリーをはてなブックマークに追加  
おすすめ記事

2017年4月21日付 ピックアップトップへもどる
地域情報紙への広告掲載随時受付
ツー・ワン紀州への広告掲載募集

弊社発行の和歌山県有田地方・日高地方3市9町村の16万1000人を対象に発行している当地方最大発行部数43,350部の地域情報紙「ツー・ワン紀州」に広告を掲載しませんか?

サイト内検索