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衰弱の野良猫の餌やり認める 県動物愛護管理条例見直し案 [その他]

[2015年11月27日掲載]

和歌山県は野良猫への餌やりを「原則禁止」することなどを盛り込んだ条例改正案を打ち出していたが、反響が大きく、反対や見直しを求める意見を受け「衰弱している野良猫への餌やり」などについては、例外として認めることにした。

県は野良猫の苦情件数が増加傾向にあり、人口当たりの猫殺処分数が14年度まで4年連続、全国4番目に多い状態から、野良猫増加を抑え、地域の生活環境保全や殺処分数のゼロを目指し、8月に都道府県初となる餌やり規制などの条例改正案を発表していた。

しかし8~9月に行った改正案について意見を募集したところ、県内外から615件が寄せられた。「野良猫を増やさないことが小さな命を守ることになる」との賛成意見がある一方「衰弱している野良猫を餓死させるのか」「生活環境に支障が生じていない餌やりでも違反となるのか」「地域猫の届け出や順守事項が過大」などの反対も多かった。

見直し案は、継続性を伴わない一度だけの餌やりなどについて認め、衰弱している野良猫についても「保護している間は行える」とした。▽野良猫(地域猫を含む)に継続して餌やりをする上での「ルール」は①不妊去勢手術をしていること②ふん尿を適切に処理する③餌やりすることを周辺住民に説明し理解を得るように努めるなどを定めた。ルールに違反し餌やりを行う人には、指導しても対応が改まらない場合には勧告や命令し、従わない場合は罰金を科することもあるとした。特定の飼い主がいない猫のうち地域で面倒を見る「地域猫」は、届け出を任意とし、届け出た場合は県が不妊去勢費用を助成する。

飼い猫の野良猫化も課題で、県はどうしても飼えなくなった飼い主が新たな飼い主を探すための専用サイトを運営、来年4月までに開設したいとしている。

見直し案についても県は今月30日(月)まで意見を募集し、意見を踏まえて来年の2月をめどに議会に提出する予定。意見は電話では受け付けず、FAX073・432・1952。郵送は〒640‐8585和歌山市小松原通1‐1。問い合わせは県食品・生活衛生課TEL073・441・2624。

(写真/まずはよかった。あとは飼い主を見つけるだけニャ~ン)

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