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9月14日から日高町・美浜町・由良町の地区でJA紀州 移動スーパースタート 高齢者見守りで5市町と協定締結 [その他]

[2015年8月28日掲載]

和歌山県のJA紀州(本店・御坊市、久保秀夫組合長)は9月14日(月)から、高齢者などの日常の買い物に不自由している「買い物難民(買い物弱者)」を支援する移動スーパー「とくし丸」の運行をスタートするに当たり19日、同JA管内の御坊市、美浜町、日高町、由良町、日高川町の自治体と「地域見守り協定」を結んだ。

久保組合長は「JAが合併して1年余りたち、合併協定の中で地域に根差し地域を活性化しようというものがある。地方で何かできるかを十分考え、今回の事業に取り組むことを決めた。行政とともに福祉の向上、買い物を兼ねた見守り、地域の役に立てる農協でありたい。まずは1台を入れ、様子を見ながら取り組んでいきたい」とあいさつ。

(写真/5市町の首長が協定書をJA本店で締結)

移動スーパー「とくし丸」については、初回車両の販売は週6日で美浜・日高・由良の3コース(1コース約35軒)を週2回訪問。冷蔵庫を備えたとくし丸には、刺身・寿司・惣菜・肉・野菜・果物・パン・菓子などの生鮮食品から日用品まで約300品目の商品約1000点を見て買えて、注文もできるシステムで希望する家の玄関先まで来てくれるというもの。販売価格はAコープのレジ価格より一品につき10円がプラスされる。例えば100円のものは110円、1000円のものは1010円となる。また、買い物だけではなく、「見守り隊」の役目を果たすことも目指している。御坊市の一部、日高川町の山間部については随時検討していく。それ以外のエリアについては要望を聞きながら検討していきたいとしている。

(写真/移動スーパーとくし丸)

県内のJAが移動販売事業を行うのはJA紀州が初めて。協定には、訪問先で高齢者らに異変があると感じた場合は自治体に連絡することなどを盛り込んでいる。御坊市の本店で行った締結式には、久保組合長のほか柏木征夫御坊市長、森下誠史美浜町長、松本秀司日高町長、畑中雅央由良町長、市木久雄日高川町長が協定書に調印した。

各自治体の首長を代表し、柏木市長が「年を取ると1年ずつ行動範囲が狭くなる。社会のしくみはグローバル化し生活必需品を得ようとすると遠くなるのが実態。地域活動に根をはるJAさんがこの事業を行ってくれるのは行政としてもありがたいこと」と祝辞を述べた。

とくし丸は9月14日から日高町の「Aコープひだか」を拠点に日高町と由良町、美浜町の海岸筋地区を主に回る。

県内ではスーパーマーケットを展開している「松源」(本社・和歌山市)が「マツゲン生鮮移動スーパー」を一昨年の11月から高野町で始め、昨年の1月には有田川町の山間部でもスタートさせており、JA紀州と同様に高齢者らの見守りや災害救助物資の調達などの協定を締結している。

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