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印南町 阪神大震災の17日 小中学校一斉避難訓練 印南小は新設避難道で5分短縮 [印南町]

[2014年1月31日掲載]

阪神大震災から19年を迎えた17日、各地で地震や津波の発生を想定した避難訓練が行われた。印南町教育委員会は町内4小と4中学校一斉地震津波避難訓練を実施。午前8時30分に紀伊半島沖を震源とするマグニチュード8・0、震度6強の地震が発生したとの想定で行われた。

(写真/避難道を駆け上がる児童)


印南町の印南小学校(平尾潔司校長、児童202人)は、海抜2.8メートルにあり、このほど校舎裏に完成した上野山(海抜32メートル)に向う避難道を使った初めての訓練となった。

各教室で朝の会が行われていた午前8時30分に緊急地震速報が30秒間流れ、児童は揺れが収まるまでの3分間、机の下などで身の安全を守ったあと、ライフジャケット(救命胴衣)を着用し、校舎を出て避難道を駆け上がった。指定避難場所になっている上野山の高台には避難開始から5分で全員が到着、一番に各学級の児童数を確認した。

避難場所で平尾校長は全校生徒を前に「今日は何の日か知っていますか」と尋ね「阪神大震災では6434人が亡くなられた。訓練は5回目で今までの所要時間は10分程度だったが、今回は5分と非常に早く大幅に短縮された。地震のあとに津波が来ることを頭の中に入れ、学校以外でも落ち着いてできるだけ早く、川や海から離れ高い所へ逃げるように」と訓辞した。

新設された避難道は印南小児童の安全確保はもちろん、地元民を含めた避難道で校舎のすぐ裏にある山に階段を整備。幅5㍍の階段を延長56.9メートル。夜間の避難のため誘導灯2基を設置している。土地は、所有する地元住民4人が無償で提供した。10日に同校で行われた竣工式には、西田区長、日裏町長、平尾校長、児童を代表して6年生の坂口博哉君がテープカットをし、全校児童と区の関係者らが通り初めで完成を祝った。この避難道は町が緊急防災・減災事業を活用し昨年7月に着工、工事費は2601万600円。

印南町では地方区避難道を含め町内5カ所で避難道整備に取り組み、すでに切目地区の町道弥次郎線は完成、残る3カ所も整備中。

(写真/避難場所で訓辞する平尾校長)

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