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壮行会 南スーダンの国づくりへ5人派遣 国家のプロジェクトを担う気概を持て 美浜町の陸上自衛隊、中村司令が激励 [美浜町]

[2013年11月29日掲載]



20年以上に及ぶ南北スーダンの内戦終結後、平成23年7月9日に独立を果たした南スーダンの国づくり支援のため美浜町和田、陸上自衛隊和歌山駐屯地(中村祐治司令)から、隊員5人がスーダンへ派遣されることになり19日、花田健吉県議会副議長、中村裕一県議ら約30人の来賓を迎え同駐屯地で派遣壮行会が開かれた。

南スーダンに派遣されるのは、井谷圭介・二等陸曹(38)白浜町出身▽原直弘・二等陸曹(35)日高川町出身▽東智也・三等陸曹(33)古座川町出身▽久保仁一・三等陸曹(30)有田川町出身▽片桐崇之・二等陸曹(37)香川県出身の5人。

井谷陸曹ら4人はブルドーザー、油圧ショベル、トラックなどの機材のオペレーターに当たり、片桐陸曹は整備を担当する。

壮行会は、隊員約30人が出迎えるなか前列に5人が整列。中村司令は、南スーダンの現状を話したあと「日本国の国家プロジェクトに携わっているという気概で任務を遂行してほしい。皆さんの活動の一つひとつが我国の平和に密接に結びついている。準備訓練で培った技術を大いに発揮してもらいたい。全員がチームワークを大切に安全、健康に留意し無事に帰国することを祈念する。環境が悪くなればなるほど、都合が良くなればなるほど、地が出る。それぞれ自分のことより、まず他人を思いやり気遣うことでどんな困難も乗り越えて目の前に与えられた任務を坦たんと遂行してもらいたい。また家族、留守を守る隊員に感謝の気持ちを忘れないように。今回の派遣は皆さんが心から熱望されたものであり、その裏には希望したが行けない隊員がいる。皆さん選抜された部隊の代表者、その気概を忘れずに。6カ月間、家族との連絡は欠かすことのないように。自衛隊は国際社会から規律正しい統制のとれた資質の高い部隊という評価を受けている。南スーダン共和国の歴史に残るよう活動してきてほしい」と5人の健康を気遣いながら激励した。

(写真/中村司令が訓辞と激励)


派遣隊員を紹介のあと、5人を代表して井谷二等陸曹が「任務を遂行し無事帰国するよう頑張ってきます」と力強く決意を述べた。

来賓を代表して二階俊博代議士代理の二階俊樹さんが「厳しい困難も予想されますが、安全に戻られることを願っている」と祝辞を述べた。

南スーダンはアフリカ大陸の中央部にあり、面積は日本の約1・7倍、人口は約830万人で派遣先は首都のジュバとその周辺で国連施設の整備や道路補修などを行う。5人は今月下旬から来年6月まで任務につく。今回は第3師団から計400人が派遣され、方面直轄部隊等からは100人、そのうちの5人を占める。

(写真/決意を述べる5人の派遣隊員)

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