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戯瓢踊保存会 「第62回・全国民俗芸能大会」に出演 400年の時を経て東京で踊り唄う [その他]

[2013年10月25日掲載]

 
日高別院境内で、戯瓢(けほん)踊
 
小竹八幡神社(御坊市薗)の秋季例祭・御坊祭の宵宮10月4日に西本願寺日高別院境内で踊り、本祭の5日には小竹八幡神社に奉納される「戯瓢(けほん)踊」が11月23日(土)、東京都新宿区の日本青年館大ホールで開催される「第62回・全国民俗芸能大会」に戯瓢踊保存会(原多美男会長ほか会員13人)が参加する。今回の出演は2、3年前から御坊祭の前後に文化庁の関係者が来訪しており、同大会の出演に関連した経緯がありそう。

けほん踊は念仏踊り系の風流(ふうりゅう)踊りで戯瓢踊、戯遊瓢踊、慶瓢踊・奇瓢踊などとも書き、歌詞や節回しから室町時代末期に始められたと考えられ、神仏習合の名残をとどめる全国的にも珍しい踊り。

また、紀州初代藩主徳川頼宣公がこの踊りを鑑賞した記録もあり、九代藩主徳川治貞公より四恩状を賜ったことから、踊りの前に四恩状を奉読する慣わしとなり、原多美男会長が読みあげる。踊りは、長さ約1㍍の大きく捻じれた大瓢を担げる次郎坊(じろんぼう)の玉置章吉氏が踊りの先達を務め、各々小瓢、太鼓、鉦、鼓を持ち、唄いながら列になったり輪になったり風流と優雅を感じさせる内容。

けほん踊は、昭和30年に県無形文化財第一号に、49年に国の選択芸能にも指定され、41年に結成された戯瓢踊保存会によって保持、継承されている。今回の全国民俗芸能大会には福島県の「広瀬熊野神社の御田植」、山梨県の「一之瀬橋の春駒」、福岡県の「豊前神楽」とけほん踊の4団体が出演。同保存会は依頼によって過去に大阪万博、近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会、国民文化祭などに出演しているが東京公演の計画もあったが実現には至らず、今回の出場は400年以上の歴史をもつけほん踊が初めて関東で踊ることになる。

戯瓢踊保存会の会員は次の皆さん。会長=原多美男、副会長=玉置章吉、福田正明、堀田幸弘、中村義男、土岐忠美、市田吉彦、中島幹夫、木村洪平、佐藤武俊、玉置幸史、岩中昭英、伊奈隆司、松本隆史。


戯瓢踊保存会の皆さん(昨年撮影)

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