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アカウミガメたちの帰る場所がなくなった…夏休みの子ガメ放流会は難しい [御坊市]

[2013年7月26日掲載]

上陸4回 産卵一頭109個




御坊市名田町の祓井戸海岸などでアカウミガメの上陸・産卵パトロールを行っているウミガメホットライン(岩城正夫代表)が、ことしも例年通りゴールデンウィーク明けから活動を開始している。22日までウミガメの上陸は4回で産卵したのは8日に上陸した一頭の109個のみ。

ホットラインのアカウミガメ保護活動は関西電力㈱御坊発電所が建設工事を始めた25年以上前にさかのぼるが、周辺の開発などによる砂浜の侵食が激しく、同海岸の砂浜は年々少なくなり、今回の産卵は3・3平方m(1坪)の畳2枚しかない砂浜だった。卵は水没などを避けるため同市北塩屋の北浜の人工ふ化場に移された。

岩城代表は「みなべ町山内の千里の浜では、アカウミガメの上陸・産卵が順調のようだが、祓井戸の砂浜は昨年に比べさらに減少し、ウミガメたちが産卵に帰る場所はなくなっている。一頭でも上陸する間はパトロールを続けるつもり」と話している。

ウミガメホットラインは、北浜の人工ふ化場でふ化した子ガメの放流会を開催していたが、年々ふ化数は減少傾向にあり、この夏の開催は難しくなった。

(写真/卵を保護する岩城正夫さん、森茂治さん)

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