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熱中症を予防しよう [御坊市]

[2013年6月28日掲載]

熱中症とその予防について

まず、熱中症と言ってもおおまかに、熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病などに分けられます。なかでも最も重いのが熱射病で、これは死亡事故につながります。ただ、適切な予防措置を講じていれば防げます。

人間の体は汗によって体温を調整していて、スポーツなどしたときは大量の汗がでます。

その時、喉の渇きによってお茶や水を飲みたくなるものですが、人間の体は、ほぼ0.9%の塩分を含んだ血液が循環していて、ただ水だけを飲むと血液の塩分濃度が下がり、反対に水が飲めなくなることが明らかになってきました。その結果、体液の量は減少し、体温が上昇して暑熱障害となっていくわけです。

今では、スポーツ飲料などを常に持ち適度に補給するのが一番の予防となります。また、長時間の運動をする場合には、4%~8%程度の糖分を含んだものが予防に役立ちます。自分で調製するには、1リットルの水に、ティースプーン半分程度の食塩(2%)と、角砂糖を好みに応じて、数個溶かして作ってみるのもいいでしょう。

これからの季節、意識して体調に合わせ生活するよう心がけ、おかしいと思えばすぐに医療機関で受診してください。

【田中クリニック 田中宏昭院長】


熱失神
炎天下にじっと立っていたり、立ち上がったりした時、運動後に起こるもの。皮膚血管の拡張と下肢への血液貯留のために血圧が低下、脳血流が減少して起こるもので、めまいや失神(一過性の意識消失)などの症状がみられる。足を高くして寝かせると通常はすぐに回復。

熱けいれん
大量に汗をかき、水だけ(あるいは塩分の少ない水)を補給して血液中の塩分濃度が低下したときに起こるもので、痛みを伴う筋けいれん(こむら返りのような状態)がみられる。下肢の筋だけでなく上肢や腹筋などにも起こる。生理食塩水(0.9%食塩水)など濃い目の食塩水の補給や点滴により通常は回復。

熱疲労
発汗による脱水と皮膚血管の拡張による循環不全の状態。脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などの症状がみられる。スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給することで通常は回復。嘔吐などにより水分がとれない場合は点滴などの医療処置が必要。

熱射病
発汗による脱水と皮膚血管の拡張による循環不全の状態。脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などの症状がみられる。スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給することで通常は回復。嘔吐などにより水分がとれない場合は点滴などの医療処置が必要。

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