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有田川町 中岡課長「すごい!地方公務員賞」 [有田川町]

[2018年9月21日掲載]

有田川町 中岡課長「すごい!地方公務員賞」
町営二川水力発電所建設を提案から稼働



中岡さん(中央)と推薦者の二人

 有田川町の環境衛生課長、中岡浩さん(56)が「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員賞2018」(㈱ホルグ主催)を受賞した。全国で12人、県内では中岡さんだけで、協賛社からの特別賞も同時に受賞しており、中山正隆町長をはじめ関係者から喜びの声が上がっている


町営二川小水力発電機と中岡さん

 中岡さんは、町にある県営二川ダムの維持放流水に目をつけ、二川小水力発電所建設を計画提案し、7年後の2016年の完成から売電まで漕ぎつけ、その売電収入を基金にして町のエコ事業を推進。太陽光発電や太陽熱利用への住民向け補助制度など有田川町の「エコなまちづくり」の責任的役割を果たしている。
 二川小水力発電所の総事業費は2億8600万円。最大出力199㌔㍗で、当初は1年間の売電4300万円程度の収入を見込んでいたが、現在は発電所の稼働率を上げることで年に5000万円以上の収入となっており、町は昨年の2月に再生可能エネルギーの最高峰「新エネ大賞」を受賞。10月には団体初の「プラチナ大賞」に選ばれるなど、有田川エコプロジェクトが全国の自治体から注目を浴びている。
 この地方公務員賞は地方自治体職員の他薦をもとに、現役の自治体職員が審査を行い、本当にすごい!と思われる地方自治体職員を表彰するものとして㈱ホルグが昨年度から始めている。
 中岡課長は、町営の発電所完成に至るまでには、実に多くの皆さんにご理解とご協力を頂きました。その中で私がこんな賞を頂いたことは只々驚きと、多くの皆さんに申し訳ない気持ちで恐縮の至りでございます。有田川町では平成21年に「有田川エコプロジェクト」を立ち上げました。環境性能の優れたものを取り入れようとすればどうしてもコストが掛かり手を出せません。そこで捨てられたままになっていたダムの維持放流水の自然エネルギーを回収し、得られた収益を元に環境への思い切った投資の財源にしようというのがこのプロジェクトです。キャッチフレーズは「環境にも町財政にも優しいプロジェクト」です。発電所の完成はこのプロジェクトのエンジンが出来たに過ぎません。完成から2年が経過し当初の計画を大幅に上回る収入を得ることが出来ています。これからは得た財源をどう使うかでプロジェクトの真価が問われます。町職員はもとより地域住民の方々と知恵を絞りながら、ほかの町では真似の出来ない思い切った取り組みをし「有田川町の魅力アップ」に繋げていければと思っています。

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