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千田のけんか祭りにぎわう [有田市]

[2017年10月27日掲載]

千田のけんか祭りにぎわう
有田市須佐神社例大祭

「鯛取ったど」佐山組中の酒井将秀さん

高田浜のお旅所は今年も大にぎわい

 有田市千田、須佐神社の秋の例大祭「千田祭」が14日、小雨の中行われた。拝殿前では子どもみこしに続いて獅子と鉾・采配を採物とする天狗と鬼からなる獅子舞が奉納され、午後1時からのみこし御渡では400年以上続くとされる重さ約700㌔の大みこしを110段の急な階段から滑らし、地面に何度も投げ落としたりしながら高田浜のお旅所へ8台の屋台を先頭に巡行した。
 お旅所では大勢の人が見守る中、大みこしを海に沈め、回転させるみこし御渡が行われた。夕刻になると漁港に組まれたやぐらの上から男児が6尾の鯛を投げて奪い合う鯛投げ神事は、待ち構えた白装束や法被姿の男が7㌔もある大きな鯛を荒々しく奪い合った。最後の2匹は鯛を抱え込み倒れ込んだ男の周囲に10人以上の男が群がり大声を上げるなど殺気立った場面もあった。
 千田祭りは、かつて「嫁見するなら千田祭り」と唄われるほどにぎわったと言われ、鯛を手にすると1年間、豊漁や豊作、家内安全でいられるとされ、その荒々しさから「千田のけんか祭り」とも称されている。一方のやぐらで餅まきが同時に行われ、対象的なクライマックスで終了した。

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