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大災害に備え図上訓練 情報伝達に全力 日高振興局など [御坊市]

[2016年12月23日掲載]

近い将来高い確率で発生が予測される南海・東南海地震に備え、和歌山県職員らが連携を確認し合う図上訓練が11日、日高振興局で行われた。自衛隊や海上保安庁など外部機関も協力し、総勢約80人が参加して情報伝達などの訓練がスムーズに行われた。最後に総評した田中達也・振興局長は「今回の訓練で得たものを万一の災害時に発揮できるように」と期待を込めた。

図上訓練は、紀伊半島沖でマグニチュード8・7の地震が発生したとの想定で実施された。

県は、日高振興局に災害対策本部を設置。振興局健康福祉部(御坊保健所)など県の出先機関をはじめ御坊警察署、御坊市消防本部などとも連絡を取りながら管内の被害状況の取りまとめや津波発生の有無、住民の避難場所の確認、通行不能となった県道や市道の書き出しなど、ひとつずつていねいにデータを集める作業が進められた。

職員らは、あらかじめ各分野ごとに担当分野が割り振られていたこともあり、電話やメールなどで素早く連絡を取り合い、的確に被害の現状把握に務めた。

現場や出先機関、自衛隊、市消防本部、市や町の各自主防災組織からも次々と被害の様子や避難の場所や人数などの報告が寄せられた。

振興局の職員は、次々と送られてくる情報を部門別、発生場所別などに素早く振り分けながら、情報を集約。県庁など関連機関に伝達する作業に力を入れた。

訓練を視察・学習にきて見守っていた海草振興局から来た男性職員は「皆さんきびきび動かれ、いろいろ錯綜する情報を素早く仕分けして伝達されるなど大いに参考になりました」と感心した様子だった。

訓練の最後に田中達也・日高振興局長は「海上保安庁をはじめ御坊警察署など大勢の皆さんのご協力のお陰で今回の訓練はスムーズにいきました。大災害時には事前の訓練の大切なことが改めて理解してもらえたと思います。ただ、送られてきた被害状況などを県庁の担当課へ転送する作業などで少してこずった面もみられた。しかし、訓練の時に不都合が出た方が修正しなければならない課題がつかめた訳で、今回の反省点をよく理解して万一の際に生かしてもらえれば」と職員らの頑張りをたたえていた。

(写真/情報伝達は素早く)

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