おかげさまで、ツー・ワン紀州はことし7月25日で創刊21周年を迎えました

毎週金曜日更新 和歌山県の地域情報 ツー・ワン紀州

ことしは7人の3歳児が村入り 有田川町粟生のおも講と堂徒式 [有田川町]

[2016年2月26日掲載]

数え年3歳の子どもを村の一員として承認する有田川町粟生で室町時代から行われているという旧粟生村の伝統行事「おも講と堂徒式」(国指定重要無形民俗文化財)が旧暦1月8日の2月15日、国指定重要文化財の「吉祥寺薬師堂」(中谷正道住職)で古式にのっとり厳かに行われた。

おも講は、室町時代初期にこの地で村造りをした13軒の家族に由来し、講会は村政を評議する場とされ、世襲制で受け継がれている。

堂徒式は、おも講の人が中心になり、吉祥寺の薬師堂で粟生地区の数え年3歳になる子どもを村の一員として承認し、子どもの健康と成長を祈願する村入り儀式。

(写真/清めの儀式を受ける子どもたち)

近年は同地区の子どもが少なくなり、地区を出た人の子どもも対象として続けられている。ことしは7人の子どもが対象となり薬師堂でのお勤めのあと、子どもたちに中谷副住職が清めの香水「洒水」を頭に振りかけて、お守りを渡した。当日、地区を出た息子や娘の子どもで出席できない子は、粟生に住む祖父母が手に持つ孫の写真に洒水をかけてもらった。儀式中は無言で行われるのが習わしで、滞りなく式が終わると参加者は晴れやかな表情に変わり安堵の笑みがこぼれた。堂徒式を受けた7人のうち粟生地区に住む子どもは1人だった。

7人の子どもと父親は次の皆さん。▽橋下可怜(公貴)▽坂本莉緒菜(和樹)▽山田詠太(辰矢)▽中尾百希(徹哉)▽向井さつき(亮裕)▽竹内悠哩(基朗)▽龍神睦汰(正雄)。

その後、堂徒式を受けた親が、村入りさせていただいた13人の議員に葉付き大根、白煮大豆、酒かす、串柿、モチのついたオノを一人ひとりの膳に運び、お酒でおもてなしをして終わりとなった。

(写真/13人の議員の膳に大根、串柿などおもてなしの品が運ばれる)

このエントリーをはてなブックマークに追加  
おすすめ記事

2016年2月26日付 地域の情報トップへもどる
地域情報紙への広告掲載随時受付
ツー・ワン紀州への広告掲載募集

弊社発行の和歌山県有田地方・日高地方3市9町の16万1000人を対象に発行している当地方最大発行部数40,578部の地域情報紙「ツー・ワン紀州」に広告を掲載しませんか?

サイト内検索