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御坊市制60周年事業 歴史文化遺産フォーラム 御坊の魅力を未来に伝え閉幕 [御坊市]

[2014年11月28日掲載]

御坊市制施行60周年記念事業「歴史文化遺産フォーラム御坊の現在・過去・未来」は15・16日に和歌山県御坊市の市民文化会館で開いた。

開会式では柏木征夫市長が「市制60周年記念という一つの節目の年に2300年前の銅製工具の鋳型が出た堅田遺跡、その隣りのコメリの地下には1900年前の奈良時代の郡衛のお百姓跡、1300年前の宮子姫伝承、そして400年前の日高別院。時代的には点、点、点であるが、私はそれが大きな線、伏線であると思っている。今日は日高高校、紀央館の皆さんが今の自然を照会して頂けるが、今を生きている皆さんが、御坊の過去を知り、未来に向けて夢を広げていってほしい」とあいさつ。

このあとサプライズで平成26年度市文化賞を受賞した小山譽城氏が講演した。小山氏は「どうしてロマンシティの堅田遺跡から日本最古のヤリの青銅が出てきたのか。御坊の歴史はどの時代の切り口から見ても魅力がある」と語り、このあと研究発表する高校生に「生物学は一生続けられる学問。一生を通して研究を続けてください」と激励。

第1部、「自然編」で高校生による研究発表では紀央館高校自然科学部の松本征也君、古谷晃司君(3年)坂口幸紀君、名古美幸さん(1年)が「日高川河口干潟の生物について」をテーマにハマボウ群生地の調査結果発表。日高高校生物部の古川真大君、梶本明宏君(1年)が「御坊周辺の鳥類経年変化~45年の記録によりその変動を探る」をテーマに少なくなった日高平野のスズメに関する調査・研究結果を発表した。

午後から第2部、「歴史編」は市文化財保護審議会の川崎雅史、橋本厚洋、塩路正、小出潔、大谷春雄各委員がそれぞれ講演した。

(写真/研究発表する紀央館の皆さん)

16日、第3部は「祭礼編」で御坊祭についての映像とトーク会「御坊祭からみた御坊のまち・現在・過去・未来」を開いた。鈴木裕範・和歌山大学南紀熊野サテライト客員教授をコーディネーターに吉川壽洋(市文化財保護審議会委員)長谷川嘉和(同志社大学文学部講師)蘇理剛志(県教育庁生涯学習局文化遺産課)川瀬和男(小竹八幡神社総代)の各氏が御坊祭の成り立ちや、これからのあり方をパネルディスカッションで意見交換した。市民文化会館の展示室では2日間、特別企画展があり、御坊祭の古い写真など来場者は興味深く見入っていた。

(写真/会場には御坊の歴史を展示)

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