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湯浅町新庁舎が着工 津波対策で青木の高台に移転 来年2月末完成、5月上旬業務開始 [湯浅町]

[2014年4月25日掲載]

老朽化や耐震性の問題、バリアフリーや津波対策などの対応に伴い庁舎の立て替え計画を進めていた湯浅町は16日、同町青木の新庁舎建設地で起工式を行い、上山章善町長や議員、地権者、工事関係者ら約40人が出席して工事の安全を祈願した。湯浅町の新庁舎移転計画は昨年の7月の臨時議会で予算案が可決され、一日も早い着工が待たれていた。新庁舎は3階建てで約19億3000万円を投入。平成27年2月末に完成し5月上旬に最新設備を備えた経済的な新庁舎で業務が開始される。

(写真/厳粛に進められた起工式典)


現庁舎は昭和36年に建てられ、老朽化による雨漏りなどに加え、22年度に町が実施した耐震診断では震度6~7程度の地震で倒壊や崩壊する危険性があると判断された。また、海岸から600メートルほどしか離れておらず、海抜は4.1メートルと南海トラフ巨大地震の際、県の想定で最大11メートルの津波が予想され、新庁舎建設地のアンケートでも高台への移転が多かった。

新庁舎は、現庁舎から約1.2キロ離れた海抜約22メートルの津波浸水区域外の高台。敷地は9219.02平方メートル(約2790坪)庁舎は鉄骨3階建ての耐震構造、延べ床面積は4149.89平方メートル。1階は戸籍などの窓口業務。2階は総務・建設・産業観光課など。3階は議場兼多目的ホールなど。バリアフリー、雨水利用、太陽光発電を備え誰でも使いやすいユニバーサルデザインとなっている。170台の駐車場も備えた。建設費は平成25年度で16億8961万1000円、26年度で2億4223万9000円の計19億3185万円を予定。政府の緊急防災対策事業と一般単独事業を使用、高台に移転することで約7割の政府補助がある。

起工式は湯浅大宮顯國神社(長尾常民宮司)による神事のあと、上山町長は「ここに湯浅町庁舎の立て替え工事を着工できることは本町にとって大きな喜び。現庁舎は昭和36年の落成から52年が経過、町民サービスのバリアフリー化も出来ない状態。新庁舎は、それらを解決、巨大地震発生の時は防災拠点としての役割を十分に果たし、町民のコミュニケーションの場ともなる。安心安全の新庁舎・町民に親しまれる新庁舎・経済的な新庁舎の基本的な考えを持って計画を進めようやく着工となった」とあいさつした。

設計・監理は和歌山市の(株)岡本設計(坂本暁史代表取締役社長)施工は湯浅町の㈱中井組(中井賢次代表取締役社長)。

(写真/新庁舎の完成パース)

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