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県内初 あらぎ島と周囲の景観が国の重要文化的景観に! [有田川町]

[2013年8月23日掲載]

国の文化審議会が6月に答申した重要文化的景観に、有田川町の有田川上流域に広がる棚田や集落の景観「蘭(あらぎ)島及び三田・清水の農山村景観」が選ばれた。県内から重要文化的景観が選定されるのは初めて。今回は全国で3件が新たに答申され、計38カ所となる。官報に告示して指定となる。

(写真/日本の棚田百選のあらぎ島)



地域に受け継がれた伝統行事(三田区)


伝統的な家屋(小峠地区)


共同で維持管理されている上湯用水路


重要文化的景観の対象は、日本の棚田百選として知られる蘭島のある清水と隣接する三田地区の一部で計約110ヘクタール。

蘭島は、蛇行する有田川が浸食を繰り返してできた河岸段丘。江戸初期に棚田をつくり蘭島に供給する上湯用水路を整備。今も水路の管理は地元農家が共同でしている。三田地区にも棚田の水田が広がり、景観を構成する茅葺(かやぶ)きトタン張りの伝統的な民家が残り、地域で信仰されている寺社も多く文化財に登録されている。

有田川町は、豊かな歴史があり、長い年月をかけて行われてきた稲作やシュロ・保田紙生産などの特色ある生業活動が独自性の高い景観を生み出したことに加え、蘭島を中心とした景観のもつ美的な価値が評価されました。選定されたことは、この地域の景観が風土や歴史、日本人の生活や生業を伝える全国的にも貴重な文化遺産であることを示しており、この貴重な景観を将来へ継承していく上で、住民と行政が共有し、協働していくことが大切と広報で掲示している。

重要文化的景観とは、地域の人々の生活や生業、風土により形成された景観地のうち特に重要なところ。これまでに四万十川流域(高知県)などが選ばれている。同町では11月8日(金)と9日(土)に全国棚田サミットが開催される。

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